It's a wonderful world.

25歳社会人ジャニヲタクソDD

信じる気持ちはわすれないよ

2015年7月25日・26日、今年も毎年恒例のFNS27時間テレビが放送された。

私は昨年のちょうどこの時期、モノノフである父と費用を折半してブルーレイレコーダーを購入した。27時間テレビに備えてここで買うしかない、という日程的にギリギリのラインで父と相談し何とか購入に漕ぎ着けた。昨年の27時間テレビでメインパーソナリティを務めたのは言うまでもない、SMAPだ。それ以前の私は録画機器が壊れてしまっていたため、「リアタイが出来なければそういう運命」と意味の分からないことを自分に言い聞かせ見れない番組は諦めていた。
でも27時間テレビは訳が違う。あの5人が揃って27時間を過ごす上に地上波に乗せてその様子を放送までしてくれる。CDが出れば買う、雑誌も気に入る写真があれば買う、という非常にゆるい茶の間以下とも言えるファンの時期だったがこれだけは見逃せなかった。
 
もしあの27時間テレビがなかったら、見ていなかったら私はきっと出戻ってはいなかっただろうと思う。27時間テレビ鑑賞後はなんとも言えない感情が込み上げて来て心が震えていた。「この人たち、やっぱりすごいな」と。非常に漠然としているけど。加えて放送中、今年はライブをやるというファン待望の発表まであった。その翌日、私は郵便局で送金をしていた。送り先はもちろんジャニーズファミリークラブ SMAPファンクラブ宛。ジャニーズのファンクラブに入るのはとても久しぶりだった。SMAPに関しては「Pop Up!SMAP 飛びます!トビだす!とびスマ?TOUR」の翌年、ライブがなかったことでファンクラブの更新をしていなかったし、同時期好きだった関ジャニ∞も「KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ!全員集合 夏だ!ツアーだ!!ワッハッハー!!!」を最後に現場を離れてしまっていたので、まさかこの年齢になって改めてジャニヲタになるなんて、あの頃の私に教えてあげてもきっと信じてくれないと思う。
仕事の都合上、リアルタイムで27時間テレビを鑑賞することが出来なかった私が帰宅したのはまさにクライマックス、元メンバー森且行さんからの手紙を読み上げるシーンだった。それまでの27時間テレビの流れや「ノンストップライブ」が素晴らしいライブだったということは母から逐一連絡が来ていたのだが、27時間テレビを1分も目にしていないのにも関わらずクライマックスだけ見るのはかなり抵抗があった。母から簡単に流れを聞き画面を見つめていたのだが、白い衣装と汗を身に纏った画面の向こうの彼らはそれはそれは美しかった。27時間不眠不休ということでタフな彼らもさすがに疲労の色を隠せずにいたが、これが国民的アイドルたる所以なのだろうと感じざるを得なかった。そんな中でメンバーも予想だにしていなかったであろう、森さんからの手紙。恥ずかしい話、私は実際に森さんがメンバーだった頃のSMAPを知らない。私の記憶の中のSMAPはいつでも5人だ。森さんがどれほど人気だったか、SMAPにおける森さんの存在の大きさというものは母から教わった。昔のSMAPの話を聞くたびにふと、もし森さんがいまもSMAPにいたらということを考えてしまうことがあるのは事実である。今でもSMAPファンの中にいる、森且行さん。そんな大事な元メンバーからの手紙。手紙はそれぞれメンバーに宛てられていたが、それぞれに対して大きな想いを感じた。本当の弟のように可愛がっていた末っ子、運動神経抜群の森さんでさえ羨む身体能力を持っていた一個下の弟、上二人と下二人に挟まれて中間管理職と呼ばれている同級生(双子のお兄ちゃんかな)、昔から今でもずっとカッコいいなと憧れているお兄ちゃんに、辞める最後の最後まで面倒を見続けてくれたお兄ちゃん。メンバーへの想いが、また関係性がたった数行の数分の間に読まれたあの手紙の中にぎゅっと詰まっていた。あの手紙が読まれた直後の私たちと言ったら、
母「ずっごいよがっだああああ(号泣)」
私「ずまっぶざいごーーー(号泣)」
であった。(笑)

今年の27時間テレビ中居正広さんがサポートとして出演するということに加えて他のメンバーも昨年に引き続き予定されている企画に出演するということだったので、全て録画して見直したがそれぞれの良さがある中でやはり去年の27時間テレビは至高の時間を私たちに与えてくれたのだなと実感した。
ただ、水泳大会で見せてくれた「SMAP家族」は本当に本当にご馳走様でした。

今年、SUMMER GATEは開かなかった。だが来年、彼らはCDデビュー25周年を迎える。私事ながら、私も来年25歳を迎える。(四半世紀!)
CDも来月、9月9日発売の新曲で55枚目のシングル発売となり着実に「56(ゴロー)」に近付いている。
どんな楽しいことを考えてくれるのだろうかと今から想像を膨らませてしまう。

なんでいまさら27時間テレビの話なんて、と言われてしまうと非常に困ってしまうのだが、難しいことが話したかったわけでも今年の27時間テレビのディスりをしたかったわけでもない。ただ単に昨日も昨年の27時間テレビのノンストップライブを見て号泣したから。ただそれだけの話だ。